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![ROOKIES -卒業- 通常版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/516RFrk6nBL._SL160_.jpg)
評価:8.5/10点満点
2009年55本目(51作品)です。
混雑する週末を避けるために、平日の昼間に見に行きましたが、一番大きいスクリーンでも半分以上の座席が埋まり、この作品がいかに注目されているかを肌で実感しました。
さて、この作品は試合中に乱闘騒ぎを起こし、活動停止になった野球部の部員たちを一人の教師が野球をさせようと奔走する熱血ドラマです。
二子玉川学園(通称:ニコガク)野球部顧問の川藤(佐藤隆太)は、3年生になった部員たちと共に最後の夏に向けて練習を送る毎日。
そこにメジャー志向の強い赤星(山本裕典)と、平塚(桐谷健太)を尊敬して止まない浜中(石田卓也)が入部。
部員は12人になるも、不良にからまれていた赤星をかばった際に御子柴(小出恵介)が足を骨折するというアクシデントの中、甲子園予選が開幕するのでした。
学園ドラマを見て初めて泣きました。
恥ずかしながら、まさか泣くとは思いませんでした…。
同じ時間帯に「めちゃイケ」を見ていたので、ドラマ版はほとんど見ていませんでしたが、漫画版を熟読していたこともあり、予備知識も必要なく楽しめました。
展開はテンポがよく、漫画を読んでいるため、結果が分かっているのに、終始ハラハラドキドキがあり、137分の上映時間もそれほど気にならず、完結編らしいスッキリとした終わり方でした。
川藤を含めた13人それぞれに見せ場のシーンがあるため、全員が主役といっても過言ではないように思えます。
特に、川藤の一つ一つの言葉はきれいごとにも聞こえますが、とても重みがあり、3年生10人が卒業式に一人ずつ川藤に送る感謝の言葉はとても感動的でした。
ただ、最終回の湯舟(五十嵐隼士)の棚ぼたの内野安打には興ざめしてしまいました。
最終回で5点のビハインドをひっくり返す展開は高校野球ではそう珍しいことではありませんが、緊迫したシーンの中で「ウケ狙い」とも取れるあのシーンは要らなかったと思います。
この1年間で「フレフレ少女」、「ハイスクール・ミュージカル」、「おっぱいバレー」など、色んな学園ドラマを見てきましたが、「ROOKIES」は学園ドラマの中で一番心に残る作品でした。
学園ドラマを見るたびに思いますが、
やっぱり、若いって良いですねぇ〜!
「夢は見るだけ無駄だ」という人もいますが、若い世代のうちは「これだけは絶対に誰にも負けない」という強みや夢、目標を何でも良いから持った方が良いと思うんです。
大人になって、年齢を重ねれば重ねるほど現実を知るようになり、何かに一生懸命になることがなくなってきたことを、自分自身も痛感している今日この頃ですが、「若いからこそ一生懸命になれることがあるんだな」とこの作品を見てそう感じました。
独身の僕が言うのも変ですが、確かに社会人になって結婚をし、子供が出来るとなると、「自分のため」ではなく、「家族を養うため」に仕事をするようになり、子供中心の生活になることから、自分のやりたいことや夢などを断念せざるを得なくなるので、「この先、今みたいに楽しいことってあるのかなぁ」という関川(中尾明慶)の言葉はとても共感できました。
キャスティングに関しては、「ROOKIES」を見る前は視聴率目当てだと思っていましたが、わざとっぽく見えがちな大声で口調を荒げるセリフも自分の言葉のように喋っており、みんな演技が上手いなという印象を受けました。
ただ、この作品に限ったことではありませんが、最近の学園ドラマは現役の高校生を使わなかったのでしょうか。
一番若くて岡田役の佐藤健が19歳で、平塚役の桐谷健太に関しては川藤役の佐藤隆太と同じ28歳ですからね。
もう少し年相応のキャスティングにしても良かったと思います。
また、漫画では左投左打のライトだった赤星が、映画では右投右打のセカンドだったり、右投左打のサードだった新庄(城田優)が左投左打のサードだったりと、漫画との違いに違和感があり、漫画版が好きだった僕としては、各部員のポジションを漫画版と同じ設定にしてほしかったです。
野球の場合、左利きはダブルプレーや一塁への送球が右利きより難しい関係で、ファーストか外野手というのが暗黙のルールですからね。
肝心のプレースタイルについてですが、バッティングの構えや守備さばきなどは、明らかに素人というのがバレバレで、技術の指導を徹底させるなど、もっと役作りに専念するべきでした。
野球は他のスポーツに比べて技術の習得は難しいので仕方ありませんが、オーディションで野球の出来る人を選んでキャスティングを組むなど、役者に野球を教えるより、野球が出来る人に芝居を教えた方が早かったのではないでしょうか。
それでも「甲子園」という夢を持ち、その同じ夢を仲間と一緒に追いかけるという、部活をやっていた人なら誰もが感じたことのある熱い思いは上手に表現できていました。
「所詮は漫画だ」と言われればそれまでですが、中学や高校で野球部に所属している人、特に3年生はこの作品を見ることで、最後の大会に向けてモチベーションを高められるのではないでしょうか。
喫煙シーンや高校球児らしからぬ長髪やピアス姿など、目に余るシーンもありますが、この作品を道徳の一環として、子供を持つ親御さんは一緒に映画館に足を運ぶことをオススメします。
漫画との違いや、素人見え見えのプレースタイルなど、マイナス要素が全くないわけではありませんが、小さい子供から年配の方まで老若男女問わず、人気があるのもうなずける内容でした!
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間違って何度もTBを送ってしまいました。
申し訳ありません。