真夏のオリオン(完成披露試写会)


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映画「真夏のオリオン」オリジナル・サウンドトラック

評価:8.0/10点満点

2009年46本目(42作品)です。

完成披露試写会の招待券を知り合いから譲ってもらったので、6月13日の公開に先駆けて見に行きました。

場所は有楽町の東京国際フォーラムホールA。
5千人収容だけあって、開場前の会場周辺は大勢の人でにぎわっていました。

ちなみに、東京国際フォーラムホールAは、BoAやEvery Little Thingのライブで行ったことはありましたが、いずれも2階の後ろから7、8列目と最悪の位置でした…。
しかし、今回の座席の位置は1階37列の67番と、舞台挨拶に来た出演者達はハッキリと見えなかったものの、通路側で移動もしやすく、映画を見る位置としてもそれほど悪くありませんでしたので、ラッキーでしたね!!

真夏のオリオン1.jpg 真夏のオリオン2.jpg 真夏のオリオン3.jpg

2009年、現代-
教員を目指す倉本いずみ(北川景子)のもとに、差出人の祖父の遺品と言う楽譜が添えられた手紙がアメリカから届き、その楽譜は、いずみの祖母である有沢志津子(北川景子・二役)が書いたものだった。

日本人の手で書かれた譜面がなぜ、時を経てアメリカから届いたのか。
いずみはその楽譜を頼りに64年間の時を紐解くことになります。

戦争映画にしては合戦シーンが少なく、事故で亡くなる兵士はいても、殺される兵士がいないため、「戦争映画はちょっと…」と敬遠していた人でも十分楽しめる内容になっています。
それゆえ、戦争の悲惨さというよりは、戦争で生き抜く難しさや、リーダーの重要性、チームワークの大事さが分かる映画だと思います。

この作品は主に潜水艦でのやり取りが中心でしたが、アメリカと日本の両軍の駆け引きが非常に面白く、クライマックスに入るに連れて、「さあ戦いが始まった!」と作品に夢中になることが出来ました。

戦争映画というよりは、若いリーダーとその仲間達の絆や一体感を描いたヒューマンドラマといったところでしょうか。

戦場に出れば生還するのは難しく、戦場で国のために死ぬのは日本人の美学と考えられていた当時ですが、命の尊さを重んじ、家族の元に絶対に帰ろうとみんなに呼びかける主人公・倉本孝行(玉木宏)はまさに理想のリーダーです。

真夏のオリオン4.jpg 真夏のオリオン5.jpg 真夏のオリオン6.jpg

この映画を見て感じたことは、
たとえ敵対視していても、戦争が終われば同じ人間だということです。

アメリカ側の艦長が「13隻を沈めた仇をとる」と敵意むき出しで、海上に浮上した日本は絶望的だったのに、勝戦を知らされた瞬間にアメリカ海軍は砲撃せず、普通の人間に戻っていく…。
誰もが戦争はしたくないわけなので、冷静になって考えれば分かることをこの映画で実感しました。

展開もテンポが良く進んでおり、気が重くなりがちな戦争映画にしては後味が良く、何と言っても見た後でさわやかな気分になる映画でした。

CHEMISTRYの堂珍嘉邦は出演機会が短く、どちらかといえば特別出演に近かった気もしますが、映画・ドラマを通じて初出演とは思えないの演技で良かったです!
また、倉本艦長と意見で衝突することが多かった中津航海長(吹越満)や、田村水雷長(益岡徹)などのベテラン陣も倉本艦長をしっかりバックアップしていて、とてもいい味を出していました!

その一方、二役を演じた北川景子は、一生懸命に演技をしている姿勢は十分に伝わっていたのですが、それがかえって不自然な演技に見えてしまったのが残念でした。

舞台挨拶で玉木宏も言っていたように、こういうリーダーが職場にいれば、仕事が円滑に進むのではないでしょうか。

オリオンよ、愛する人を導け。

帰り道を見失わぬように…。


とても心に残る良い詞でした!
上映されたら、また見に行こうと思います。

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この記事へのコメント
以前、自分のブログでいただいた質問ですが、確かに観ることができますよ。
詳細については、以前記事に書いたので、このコメントのリンク先がその記事になっていますので、
よかったら参考にしてください。
Posted by まりっぺ at 2009年05月16日 11:32
こんばんは。
早速の新作レビューのTB有り難うございます。
良い評価ですので沢山の人に鑑賞してもらいたいですね。

記事は大切に反映させて頂きます。
Posted by 象のロケット at 2009年05月18日 00:46
初めまして、Blue blood と申します。

この度は、トラバ、有り難う御座います。

国際フォーラムでの完成披露試写会に行かれたのですか… 羨ましいです。。。 最近は、国際フォーラムとは疎遠になってしまいました(涙 あの大スクリーンで観ると、何か得した気分になりますよね。

で、この映画、後味もスッキリな、良質な潜水艦物の映画と感じました。 絶望的な閉塞感とか、巧く表現されているかと。

邦画としては、個人的に上位の出来に入るかと思われます。
Posted by Blue blood at 2009年05月21日 23:10
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