週末興行成績ランキング(11/7〜8)


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1位(1)
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
2位(3)
僕の初恋をキミに捧ぐ
3位(2)
沈まぬ太陽


4位(4)
映画 フレッシュプリキュア!
5位(5)
カイジ 人生逆転ゲーム
6位(7)
仏陀再誕
7位(6)
風が強く吹いている
8位(初)
スペル
9位(初)
ソウ6
10位(初)
天使の恋

※カッコ内は前週の順位。
(初)は初登場の作品です。

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が2週連続で首位になりました。
2週目の週末も興行収入3億5308万700円を稼ぐ圧倒的強さを見せ、公開12日間の累積成績は動員169万9555人、収入も21億1144万7190円という成績になりました。
また、北米を除く海外成績も2週連続1位で、その海外成績において日本が2週連続でトップになっています。

続く2位に「僕の初恋をキミに捧ぐ」、3位に「沈まぬ太陽」が前週と逆転する形でランクインしました。
公開16日間の累計成績では「沈まぬ太陽」が動員120万人、収入14億円、「僕の初恋をキミに捧ぐ」は動員100万人、興行収入12億円を突破しています。

新作では、人気アニメの劇場版「スペル」が8位、「ソウ6」が9位、佐々木希主演の「天使の恋」が10位にそれぞれランクインしました。

今週末には、広末涼子主演の「ゼロの焦点」や、阿部サダヲ主演の「なくもんか」、大森南朋主演の「笑う警官」などが公開されます。

果たして、次週はどの作品が1位になるのでしょうか?

全国週末興行成績 11月7日〜11月8日
(全国動員集計) 興行通信社提供

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風が強く吹いている


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評価:7.0/10点満点

2009年96本目(90作品)です。

【あらすじ】
高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、不祥事を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)は寛政大学に入学。
ひざの故障を抱える元エリートランナーにして、陸上競技部のキャプテンでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上部にスカウトし、陸上部入部などを条件に家賃が格安の竹青荘への入寮を許可。
そして、カケルの歓迎会の夜、ハイジは密かに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を、ついに実現させようと部員の前で宣言するのでした。

【レビュー】
スポーツを扱った作品は、基本動作が出来ておらず、付け焼刃で身に付けたことがバレバレで、拍子抜けすることが少なくありませんが、この作品はどの選手も経験者かと思わせるくらいランニングフォームがきれいで、役作りのために相当な量の走り込みをしたことが素人の目から見ても分かりました。

特に、カケル役の林遣都は関東学生連盟の関係者が絶賛するくらい長距離走者になりきっていました。
10月にTBS系で放送された「オールスター感謝祭」のマラソンのコーナーでは、いい成績を残せませんでしたが、本格的に練習を積めばフルマラソンでも良いタイムが出るかもしれません。

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ただ、この作品を駅伝に例えるならば、この作品の展開と同様、

9区までは快調だったが、最終区で大失速…

というのが率直な感想です。

確かに、箱根駅伝という日本人なら誰もが一度は見たことのある「国民的学生スポーツ」を上手に映像化できており、ヘリの映像や中継車からの映像などは、実際の箱根駅伝を見ているような臨場感のある演出で見応えはありました。

しかし、本番の箱根駅伝からは急にテンポが速くなり、9区のカケルと10区とハイジ以外の走者のシーンが短く、話をコンパクトにまとめすぎた感があったため、やや物足りなさを感じました。
素人同然の集団が予選会を通過するまでの成長物語はきれいにまとまっていただけに、各区間のランナーが走るシーンをもっと長くしていれば、感動がより上手く伝わったのではないでしょうか。

ケガを乗り越えて、ゴールにたどり着くという展開はスポ根ドラマでは良くありますが、はく離骨折という大ケガをして足を引きずりながらゴールをされても、ちょっとオーバーすぎて感情移入が出来ませんでした。
また、はく離骨折をしてタイムを大幅に下げているのにもかかわらず、ライバルの東京体育大に2秒差をつけて逆転のシード権を獲得というのも、都合が良すぎる印象が拭えません。

はく離骨折をすれば、当然ランニングは出来ませんし、歩くこともままなりません。
「これは映画だから…」と言われればそれまでですが、実際の箱根駅伝でそういうアクシデントが起きれば、本人の意思にかかわらず、監督が車から降りて、走るのを止めさせますし、続行させたら、査問委員会で監督責任も問われかねません。

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そのため、同じ故障を抱えているという設定にするのであれば、軽い肉離れや脱水症状で大ブレーキという展開の方がまだ現実的でしたし、同じサクセスストーリーとするのであれば、ケガをせず、昨年度の大会で首位と4分58秒差のタイムを逆転して優勝した東洋大のように、
奇跡の大逆転でシード権を獲得という展開の方がよりスッキリとした終わり方になったのではないでしょうか。

終盤のストーリー展開にはしっくりと来ず、もっと面白くして感動できたはずという気持ちもありますが、キャスティングや役作りもほぼ完璧で、箱根駅伝のシーンも実際は九州の道路で撮ったとはいえ、箱根駅伝のコースの映像も織り込まれているため、トータルで考えると、良い作品に仕上がっていると思います。

僕は関東の大学であれば、どこのチームも予選会に参加できると思っていましたが、公式記録会で「5千メートルを17分以内、もしくは1万メートルを35分以内」という基準値をクリアしなければ参加が認められないことは初めて知りました。

箱根駅伝をあまり見ていない方でも、予選会で関東インカレのポイントを採用した順位決定方法や、区間賞争い、シード権争い、繰上げスタートなど、箱根駅伝ならではの特徴も盛り込んでいるため、問題なく見られると思います。
また、2ヵ月後に迫った箱根駅伝の「予習」として見るのもいいかもしれません。

自分の出身校が本戦に出場する場合は、例年以上に応援に熱が入るのではないでしょうか。

ちなみに、僕の出身校は先日の予選会を無事に通過し、38年連続の出場を決めました。
往路の優勝はあるものの、総合優勝は一度もないため、今回こそ悲願の総合優勝をして欲しいですね。

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サイドウェイズ


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サイドウェイズ (小日向文世、生瀬勝彦 出演) [DVD]

評価:8.0/10点満点

2009年95本目(89作品)です。

【あらすじ】
私生活もキャリアも冴えないシナリオライターの道雄(小日向文世)は、留学生時代の親友で、レストランの店長をしている大介(生瀬勝久)の結婚式に出席するため、20年ぶりにロサンゼルスを訪問。
大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行をすることになった2人は、食事をしていたレストランで、偶然にも道雄がかつて家庭教師で英語を教えていた片思いの麻有子(鈴木京香)と再会。
久々の再会に大はしゃぎする大介とは対照的に、道雄は彼女の成熟ぶりにショックを受け、ワインを飲みすぎた挙げ句、酔いつぶれてしまい、一方の大介は結婚目前にもかかわらず、麻有子の友人で、画家志望のミナ(菊池凛子)に惹かれてしまうのでした。

アカデミー賞5部門にノミネートされた「サイドウェイ」が、海外スタッフのもとリメイクされ、オリジナル同様、冴えない40代の男同士の1週間のドライブ旅行をコミカルに描いています。

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【レビュー】
物語は淡々と進行していく展開ではありましたが、話も非常にまとまっており、出演者の演技も非常に良く、安心して見ることができました。
アラフォー世代やR35向けの内容ではありますが、20代の僕でも十分に楽しめました。

舞台がワインの産地、アメリカ西海岸のナパ・バレーと言うこともあり、次々とワインが出てくるため、
ワイン通の方は、映画の内容はもちろんのこと、どんなワインが出てくるのかも徐々に気になってしまうのではないでしょうか。
ただ、個別のワインの違いが分からない場合もあるので、良く注意して見ておいてください(笑)

主演の小日向文世は、情けない中年男を生き生きと演じており、対する生瀬勝久の陽気っぷりは見ていて面白く、アメリカっぽい性格の中年を見事に演じきっていました。
また、小日向文世と鈴木京香は「UDON」や「重力ピエロ」では夫婦役で、今回は恋人同士になれそうでなれない微妙な関係と言う設定でしたが、ほんの些細なことで口論となったり、麻有子にぎこちない状態でキスを迫る道雄が可愛くもあり、可笑しくもあり…。
過去2作品の夫婦役よりも今回の設定の方がマッチしていたように思えます。

結婚を目前に控えているのに、ミナに恋をしてしまう大介は、相手がアメリカの不動産会社の令嬢ということもあって、不安があったのでしょうか…。
「日本に帰ってミナと暮らしたい」と発言するなど、見ている側としては「おいおい!」とか「結婚前に何やってんだよ!」と突っ込みたくもなりましたが、突っ込めないところがまた切なくもあり、面白かったです。

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ミナ役の菊池凛子は、日本人と言うよりは、日本語が多少話せる日系アメリカ人と言う感じでしたが、片言に聞こえる日本語が可愛らしい一方で、英語を流暢に話す姿は、ハリウッドが注目する女優だけに、貫禄がありました。

「バベル」では耳の不自由な女子高生を演じていたため、ほとんど声は聞けませんでしたが、日本語での会話と英語での会話とのギャップがあるところが良く、「バベル」とは180度違う印象を受けました。

結局、大介はミナに婚約していることがばれて、袋叩き?にされ、めでたく婚約者と結婚、麻有子は東京転勤となります。
道雄も帰国準備をして、最後の最後で麻有子に正直な気持ちを打ち明けようと麻有子の家で待っていますが、麻有子は既に空港で搭乗待ちをしていました。

そのことをミナに聞いて、道雄があたふたするところで終わりましたが、僕としては道雄と麻有子が空港で会って、告白をするシーンで終わって欲しかったですね。
そうすれば、「ハッピーエンド」になって、よりスッキリした終わり方になっていたのではないでしょうか。

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道雄の

「最短距離が、ベストな道のりとは限らない」

「何を飲むかは重要じゃない。誰と飲むかが大切なんだ」


など、シナリオライターらしい名言も印象的で、とても身に染みる内容でした。

道雄、大介、麻有子の日本でのエピソードがほとんど描かれていなかったのは腑に落ちませんでしたが、
見終わった後はほのぼのとした気持ちにさせる癒し系ムービーに仕上がっています。

道雄と大介のコンビネーションは非常に面白く、小日向文世の笑顔を見ると、なぜかこっちまで癒されたような気分になりましたが、2人のボケとツッコミを見ているだけで、穏やかな気分になれるのも、この作品の魅力の一つかもしれません。

カリフォルニアの絶景に癒されるも良し、道雄の発する「名言」に共感するも良し、道雄と麻有子、大介とミナの恋愛模様を見るも良しと、どの視点から見ても、十分楽しめる作品になっています。

僕はワインに限らず、お酒類を自発的に飲むタイプではありませんが、この作品を見た後にワインを飲みたくなりました。
まもなく解禁されるボジョレー・ヌーボーを両親が予約をしているので、飲んでみようと思います(笑)

DVDがリリースされたら、仕事から帰ってきた後に、ワイン片手にこの作品を見るのもアリかも知れませんね!

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週末興行成績ランキング(10/31〜11/1)


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1位(初)
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
2位(2)
沈まぬ太陽
3位(1)
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4位(初)
映画 フレッシュプリキュア!
5位(3)
カイジ 人生逆転ゲーム
6位(初)
風が強く吹いている
7位(4)
仏陀再誕
8位(5)
ワイルド・スピードMAX
9位(6)
私の中のあなた
10位(初)
サイドウェイズ

※カッコ内は前週の順位。
(初)は初登場の作品です。

ロンドン公演に向けて亡くなる直前まで行っていたリハーサルと、舞台裏の100時間以上にわたる映像を基に製作された「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が初登場で首位を獲得しました。
週末2日間の観客動員数は約45万人で、興行収入は約5億2千万円を記録し、5日間の累計興収は9億2989万3790円と好調な滑り出しでした。
当初の11月13日までの2週間限定上映を見直し、さらに2週間延期した11月27日まで上映されるのも納得です!

新作では、人気アニメの劇場版「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」が4位、小出恵介主演の「風が強く吹いている」が6位、小日向文世主演で、ハリウッド名作をリメイクした「サイドウェイズ」が10位にそれぞれランクインしました。

今週末には、佐々木希主演の「天使の恋」や、竹中直人主演の「僕らのワンダフルデイズ」、山田孝之主演の「大洗にも星はふるなり」などが公開されます。

果たして、次週はどの作品が1位になるのでしょうか?

全国週末興行成績 10月31日〜11月1日
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT


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Michael Jackson's This Is It - The Music That Inspired the Movie

評価:9.0/10点満点

2009年94本目(88作品)です。

【あらすじ】
ロンドンのO2アリーナでのコンサートを1ヶ月後に控え、2009年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンが亡くなる直前まで歌やダンスの特訓を繰り返されていたロンドン公演のリハーサルの模様を収録したドキュメンタリー映画です。

照明、美術、ビデオ映像など、すべての面においてこだわり、天才アーティストとしての才能を復帰ステージに賭けながら、なおも進化を続けたマイケル・ジャクソンの素顔が垣間見えます。

【レビュー】
度重なる整形疑惑や、幼児への性的虐待問題など、あらゆるスキャンダルが報じられていただけに、マイケル・ジャクソンに対して、あまり良いイメージを持っていませんでしたが、この作品を見て、その先入観は一気に払拭されました。

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序盤からリハ映像に「すごい、すごい!」と興奮して見てしまい、「Billie Jean」や「Beat It」など、マイケルの代表曲が流れるたびに、足でリズムを踏んだり、肩を動かして見入ったり…。
おまけに、バックミュージシャンで、金髪の女性ギタリスト、Orianthi(オリアンティ)のギターソロのシーンでは、思わずエアギターをしてしまったりと、マイケルファンじゃない僕にも、十分楽しむことができました。

オリアンティのギターさばきがどれだけすごいか。
youtube動画を添付しておきましたので、よろしければご覧ください!
ほんの一部分ですが、とても24歳とは思えません…。

入念に準備したステージや演出は、どれも素晴らしいの一言で、リハとは思えないくらいのスケールに、ただただ驚いてしまいました。
監督やスタッフ関係者と素晴らしいライブ・ステージを作ろうと、何度もハードなリハーサルを重ねるマイケルの姿には、他のアーティストとは違った心意気を感じます。

自分自身も、倉木麻衣や、Every Little Thing、浜崎あゆみなど、国内のアーティストのライブは行ったことがありますが、コンサートがいかに大変で、リハーサルが大事なのかが分かります。
ライブとイベントは、楽なのは見にくるお客さんだけなのかも知れませんね…。

マイケルの音楽やパフォーマンスなど、自分が納得できなかったり、ズレを感じるようなことがあれば、すぐに中断をし、スタッフに、こうしてほしい、こうするべきだ、などとリハでも妥協なく指摘する本気っぷりは、完璧を求めるマイケルらしく、この公演にどれだけ力を注いでいたのかがひしひしと伝わってきました。

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ただ、ドキュメンタリー映画という観点から見ると、ワンパターンだったかなという印象が否めません。
もちろん、貴重な映像には間違いないのですし、マイケルの歌声はウォーミングアップ程度だったとはいえ、圧巻でしたが、
もっとライブ関係者やオーディションに合格したダンサーたちなどのインタビューを入れるべきだったと思います。
作品の構成次第では、ただのライブのメイキングか、ライブDVDの初回特典などに付いている特典ディスクのレベルの印象になっていたかも知れません。

もし、マイケルが亡くならずにそのままロンドン公演を実行していたら、この作品の映像はどうなっていたのでしょう?
僕は、洋楽はセリーヌ・ディオンやバック・ストリート・ボーイズくらいしか聞きませんが、この映画をきっかけにマイケルのアルバムも聞いてみようと思いました。

マイケルファンでもそうでない人にも、存分に楽しめる作品になっていると思います。
2週間の限定上映の予定でしたが、さらに上映が2週間延長されるということですので、時間の空いているときにぜひご覧ください!

僕が見に行ったときは、エンドロール中に退場する人が何人かいましたが、
エンドロールの後も映像はちゃんとあるので、必ず最後まで見てください!

最後に、マイケル・ジャクソンさんへ心よりご冥福をお祈り申し上げます。

↓オリアンティのギターソロ↓


今年の忘年会の宴会芸に是非!ムーンウォーク講座!


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