お詫びと今後について


いつも私、ミスターシネマのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

まず、記事の更新が滞っていることを深くお詫び申し上げます。
私事で恐縮ではありますが、11月25日に高熱のため、病院でインフルエンザの簡易検査をしてもらったところ、A型インフルエンザの陽性という結果が出ました。

医師によると、新型インフルエンザなのかどうかは遺伝子検査をしてみないと分からないそうですが、90%の確率で新型、残りの10%は季節性とのことです。
そのため、現在は自宅療養中で、とても映画を見られる状態ではなく、映画鑑賞も11月15日の「ゼロの焦点」を最後に2週間以上見ていません。

タミフルなどの処方薬の服用で、徐々に体調は快復していますが、記事の更新はしばらくの間、ランキングだけになりそうです。
みなさんにご迷惑をおかけして、大変恐縮ではありますが、何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。

今後とも引き続き、ミスターシネマのブログを応援をよろしくお願いいたします。

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週末興行成績ランキング(11/21〜22)


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1位(初)
2012
2位(1)
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
3位(2)
DISNEY'S クリスマス・キャロル


4位(3)
なくもんか
5位(初)
イングロリアス・バスターズ
6位(4)
ゼロの焦点
7位(6)
沈まぬ太陽
8位(5)
僕の初恋をキミに捧ぐ
9位(初)
劇場版 マクロスF
10位(7)
映画 フレッシュプリキュア!

※カッコ内は前週の順位。
(初)は初登場の作品です。

「2012」が初登場で1位を獲得しました。
全国613スクリーンで公開され土日2日間の成績は動員45万9768人、興行収入は5億7365万9750円で、11月20日の前夜祭と祝日の11月23日を含む4日間の累計成績は8億7804万3500円となりました。
2位の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」も前週比94%と依然好調で、27日金曜日に上映終了となるものの、最終的には興収40億円近くまで到達しそうです。

また、初登場では、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」が5位、「劇場版 マクロスF」が9位にそれぞれランクインしました。
7位の「沈まぬ太陽」は20億を超え、8位の「僕の初恋をキミに捧ぐ」は150万人を突破しました。

今週には、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の「理想の彼氏」や、今年4月に公開された「トワイライト-初恋-」の続編「ニュームーン/トワイライト・サーガ」などが公開されます。

果たして、次週はどの作品が1位になるのでしょうか?

全国週末興行成績 11月21日〜11月22日
(全国動員集計) 興行通信社提供

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ゼロの焦点


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ゼロの焦点 (広末涼子、中谷美紀、木村多江 出演) [DVD]

評価:6.0/10点満点

2009年98本目(92作品)です。

【あらすじ】
昭和32年。鵜原憲一(西島秀俊)と結婚した禎子(広末涼子)。
その結婚式からわずか7日後、仕事の引き継ぎのために金沢に向かったと思われた憲一が蒸発。
その消息を追い、金沢へと旅立った妻の禎子は、憲一と夫との交流のあった社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付事務員の田沼久子(木村多江)に出会い、自分が知らなかった夫の過去が次々に暴かれ、憲一の失踪とほぼ同時期に、憲一の兄・宗太郎(杉本哲太)や会社の世話役の本多(野間口徹)と、憲一とかかわっていた人物が殺害されるという不可解な連続殺人事件が起こるのでした。

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【レビュー】
この映画を見た率直な感想は、

中谷美紀と木村多江の演技は圧巻!

けど、それだけ…


といったところでしょうか。

確かに、木村多江の北陸訛りでおどおどしたキャラクターはハマリ役で、中谷美紀は自宅の窓ガラスを次々に割って、顔が血だらけになったり、初の女性市長が当選した会見で禎子が佐知子に向かって「マリー!」(佐知子の娼婦時代の名前)という声を聞いた瞬間に気を失う演技は、「さすがアカデミー賞受賞者!」と思わせてくれ、広末涼子ではなく、中谷美紀が主役じゃないかと錯覚してしまうほどの存在感がありました。
また、広末涼子も、ミステリー作品には声がちょっと合わないような感じがしましたが、とても熱のこもった演技をしてくれたと思います。

ただ、ストーリーに関しては、意外性がなく、物語が淡々と進行していくうえ、山場らしい山場が少なく、インパクトに欠ける印象を受けました。
序盤から出てくる出演者がみんな怪しく見えるので、起承転結の「起」は良かったものの、結果的に中盤以降で、犯人がある程度予想できてしまうため、推理作品にしては非常に拍子抜けするほどあっさりとしていました。

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この作品では情景や汽車などはCGで上手く描かれていましたが、断崖絶壁で佐知子が自殺と見せかけて、憲一を突き落とすシーンに関しては、CGというのがバレバレで、さらに不自然だったので、「カムイ外伝」や「沈まぬ太陽」に続いて、VFX技術力不足に「またか…」とガッカリしました。

また、市長(黒田福美)の当選会見の後に、佐知子が車で会見場から立ち去ったあとに流れた、BGMの「Only you」が犬童監督のセンスを疑ってしまうほど、そのシーンに合っておらず、佐知子の夫・室田儀作(鹿賀丈史)が最後に警官から奪った拳銃で自殺を図るという行動もいまひとつしっくりと来ませんでした。

宣伝でミステリーというのをやたらと強調していますが、「連続事件の犯人はいったい誰なのか」ではなく、戦争で負けたことによる当時の女性の悲劇がどんなものだったのかを中心に見ると良いかもしれません。

キャストは名優ぞろいで、すばらしい演技をしてましたが、僕としては映画でなくても、テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」での放送で十分な内容だったと思います。

最後に余談
僕が中学生の頃の広末涼子といえば、「Majiでkoiする5秒前」や、ドコモの携帯などで超人気の女子高生でしたけど、「ヴィヨンの妻」や今作を観て、もうその面影がないことを実感しました…。

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週末興行成績ランキング(11/14〜15)


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1位(1)
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
2位(初)
DISNEY'S クリスマス・キャロル
3位(初)
なくもんか


4位(初)
ゼロの焦点
5位(2)
僕の初恋をキミに捧ぐ
6位(3)
沈まぬ太陽
7位(4)
映画 フレッシュプリキュア!
8位(初)
笑う警官
9位(5)
カイジ 人生逆転ゲーム
10位(7)
風が強く吹いている

※カッコ内は前週の順位。
(初)は初登場の作品です。

上映期間が延長された「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が3週連続で首位になりました。
前週比81%と客足は衰えず、依然として好成績を上げています。

2位には、ディズニー映画の「DISNEY'S クリスマス・キャロル」が初登場でランクインしました。3D作品は一般作品と違い、平均単価が高くなるため、興行収入だけを見れば、「THIS IS IT」を抜いて1位となります。

また、3位以下は全て邦画作品で「なくもんか」が3位に初登場です。
「舞妓Haaaan!!!」(興収20.8億円)との比較は88.4%と好調な滑り出しとなりました。
4位、松本清張生誕100年を記念した「ゼロの焦点」で、8位には11年ぶりにメガホンをとった角川春樹の「笑う警官」がそれぞれランクインしました。

今週には、「2012」や、ブラッド・ピット主演の「イングロリアス・バスターズ」、長澤まさみ主演の「曲がれ!スプーン」などが公開されます。

果たして、次週はどの作品が1位になるのでしょうか?

全国週末興行成績 11月14日〜11月15日
(全国動員集計) 興行通信社提供

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僕らのワンダフルデイズ


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「僕らのワンダフルデイズ」オリジナル・サウンドトラック

評価:8.0/10点満点

2009年97本目(91作品)です。

【あらすじ】
入院先の主治医の会話を偶然立ち聞きしてしまい、自分が余命半年であることを知り、ショックを受ける藤岡徹(竹中直人)。
そんなある日、藤岡は息子の学園祭に遊びに行った際、バンドに夢中だった高校時代を思い出し、自分が家族に残せるものは音だと気付き、かつてのメンバーの山本(宅麻伸)や、渡辺(斉藤暁)、栗田(段田安則)に声をかけ、「シーラカンズ」を再結成することを決意。
それぞれに家族や仕事に問題を抱えながらも、藤岡のためにと再び集まり、新メンバーの日暮(稲垣潤一)も加わり、コンテスト出場を目指して猛練習を開始するのでした。

【レビュー】
余命を題材にした作品は数多くありますが、その中でもこの作品は全く悲壮感がなく、むしろ見ていて爽快な気分になりました。
ストーリーの構成も起承転結がしっかりしており、出演者は演技力のあるベテラン俳優が中心だったので、とても良い気分で映画館を後にできました。

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渡辺と栗田が小競り合いの際、渡辺の着用していたカツラが取れたり、竹中直人のハイテンションな演技など、シンプルなウケ狙いでも、笑わせるところはしっかり笑えました。
また、末期ガンを患い、余命半年の重症患者なのは、藤岡ではなく、実は山本だったという予想外のオチも「そう来たか」と一本取られたようなインパクトがあり、
笑わせるところはしっかり笑えて、落とすところではきっちりオチを付けた、とてもメリハリのある内容で面白かったです。

一方、ドラム担当の日暮役の稲垣潤一がドラムを叩けたことを知って驚きました。
世代的にドラマの主題歌だった「クリスマスキャロルの頃には」のイメージがうっすらとある程度の僕にとっては、新鮮な印象を持ちました。

ただ、演技に関しては、
「お金は人間と一緒で、明るく楽しい方へ集まる。つらい時ほど笑っていないと幸せは逃げていきます」
と、なるほどと思わせる「名言」もありましたが、22年ぶりの映画出演で、本職がミュージシャンということもあってか、セリフが棒読みに聞こえてしまうことが多く、極めて不自然だったので、もっと演技にも力を入れてほしかったですね。

一方、ほんのわずかなシーンの出演ながら、宇崎竜童や塚本高史、日暮の4番目の元妻役を演じた賀来千香子が出演するなど、豪華なキャスティングであるということも、この作品の特徴の1つといえます。

竹中直人のアドリブかと思わせる演技は、最初は笑えるものの、徐々に飽きてきて、中だるみをしますが、シーラカンズの他のメンバーが「徹のためにがんばろう」という気持ちが入った演技をしてくれたことで、そのたるんだ糸をピンと直してくれました。
中だるみしたとはいえ、命を扱う内容をコメディ調に変えることができる竹中直人の演技力はすごいと思います。

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ただ、豪華なキャスティングの中で唯一、ミスマッチだったのが、徹の娘・和歌子(貫地谷しほり)の婚約者役をアンガールズの田中が演じたことです。
和歌子が家族に結婚報告をする際、徹は「あの妖怪とまだ付き合っていたのか」と驚いていましたが、案の定、妖怪だったので、笑うどころか、失笑でした…。

徹が披露宴で「生きていることは奇跡です」、「お前が好きになった相手ならそれでいい」など、涙を流す感動的なシーンも台無しでした。
芸人が出演すること自体が悪いとは思いませんが、作品に合ったキャスティングをしてほしいと思います。
「火天の城」の河本(次長課長)や、「引き出しのラブレター」の岩尾(フットボールアワー)と言い、そして今回のアンガールズと言い、お笑い芸人が不必要に出演していることで、せっかくの感動作の価値を下げていることが、とても残念でなりません。

同じ笑わせるなら、アンガールズではなく、奥田民生のカメオ出演の方が笑いが取れたのではないでしょうか。
奥田民生はどんな役でも良かったので、出演してほしかったですからね…。

50代になった今でも、ちょくちょく顔を合わせて冗談を言ったり、居酒屋で杯を交わす友達がいるって幸せなことだなと思いました。
他の記事で何度も書いている中学の同窓会のように、数年に1度ではなく、頻繁に会えるような友達も必要だということを実感しました。

テーマがテーマだけに、中高年層が中心でしたが、20代の僕でも十分楽しめましたし、家族そろって鑑賞するのもいいと思います。

最後に余談
コンテストや披露宴での演奏では、実際にメンバーは弾いていたのでしょうか。
披露宴で、山本の代役でギターを担当した湯川英生役の柏原収史は、かつて現・EXILEのNESMITHとユニットを組んでいただけあって、ギターは完璧でしたね!

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